夏休みも終わり、オランダでは本格的に新学期、新年度が始まりました。
オレンジハートも今シーズン初めての活動をしました。
2011年より毎9月に開催されているライデンの地域フェスティバルにて
ブースを持ち、オレンジハートの活動紹介などをしました。
さて、今シーズンはどのような展開になるでしょうか?
今のところは、とにかく、とりあえず、細々とでも活動資金集めを
続ける予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
来る3月11日は、東日本大震災および福島原子力発電所事故発生よりちょうど5年目
となります。
被災者のみなさまには、まだまだ復興も途上、心に負った傷も癒えない中で
暮らしている方々がおおぜいおられることと思います。心よりお見舞い申し上げます。
ライデンの日本博物館シーボルトハウスでは、3月13日(日)14:00-16:00、
被災者の方々へのお見舞い、復興の応援メッセージをご来館のみなさまとともに
作成しようということになりました。
絵やイラスト、詩、文章、写真などでA4紙にそれぞれ心のこもった「作品」を
自由に創作していただければと思います。
当オレンジハート代表國森由美子は、同館よりの依頼にて、このアクティビティーを
担当します。國森は、同館にて日本語での館内ガイド(予約制・有料)の担当者でもあります。
みなさまよりいただくメッセージ作品は、後日同館がメモリアルブックとしてまとめ、
公式サイトでも公開する予定です。
たくさんの方々にご参加いただけますようにと願っております。
同アクティビティーのご案内は今のところオランダ語のみとなっておりますが、内容は上記のとおりです。
住所などはシーボルトハウス公式サイトにてご確認の上、ご来館ください。
よろしくお願いいたします。
先週5月13~15日の3日間の展示は無事終了、日本羊毛フェルトクラフト協会の渡邉加奈子代表、ご主人(会社員ですが協会の経理をされています)も、無事東京へ戻られました。2年前にご結婚され、新婚旅行はまだだというので、なかば無理やりライデンへお誘いした今回、ヨーロッパ旅行も、また、協会の海外での展示も初めてだったそうです。
加奈子さんの前職は、かのハローキティーの海外向けぬいぐるみのデザイナーだそうです。なるほど、そんな方のもとで育ったインストラクターの方々、協会メンバーの方々がユニークな作品を制作されるのも納得。
以下、展示のようすを写真でご紹介いたします。
今週19日には、展示期間外ですが特別に近くの小学校の子どもたちが見学にやってきました。小学校の教師でもある不思議な手袋アニマル作家のコリーさん、さすがに子どもたちとのコミュニケーションがとてもじょうずです。
あらかじめ、「着物で来て」と頼まれていた國森は、
「ピアノ弾いてー」と子どもたちにわいわいリクエストされ、なりゆき上、着物姿で一曲弾くはめに(笑)。
なんでもアリなオランダです。
以上、展示のようすをお知らせいたしました。
次は、来る5月24日(日)、これまた地元ライデンでの活動です。
プロジェクトでは、直接コンタクトしている福島県いわきグループ応援活動(たとえば、いわきの受け入れグループ隊長や前回の活動に協力してくださったアーティストなど)と、いつかオランダでともに活動するための資金を集めたいと思っています。これは、昨年2014年よりぼちぼちと始めています。できることをできるだけ、をモットーに、コツコツお貯金型で続けようと思います。よろしくお願いいたします。
日 本羊毛フェルトクラフト協会の代表、渡邉加奈子さんご夫妻がオランダに到着し、昨日ギャラリーの準備をしました。ロケーションは、ライデン駅から徒歩10 分ほど、ライデン大学本部のすぐ近く。Hofje(ホッフェ)と呼ばれる、17世紀に建てられた昔ながらの集合住宅の一角です。
オレンジハートのプロジェクトに一番初めに賛同、以来ずっと秘書的な仕事を担当してくれているヘスターさんのご自宅です。ここではこうして時おり自宅を開放してアートや写真など、これまでも展示会を催しています。
羊毛フェルトの展示作品が実に素敵でかわいらしく、また、羊毛という、日本古来の原料ではないものを用いているのにもかかわらず、はっきりと「日本」を感じさせるセンス、繊細で丁寧な手仕事。どれもほしくなってしまいます。
展示は明日からの3日間です。
渡邉加奈子代表とオレンジハートの國森は、明日13日と明後日14日の2日間ギャラリーにおります。入場は無料です。ちょうど、お休みの時期、大都市とは 異なる魅力を持つライデンの美しい町をお楽しみいただきつつ、この日本の羊毛フェルト作品の展示を覗きに来ていただければ、誠に幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
来る5月、オランダでテキスタイルフェスティバルという国際的なイベントが行われます。これは5年に一度開催されるもので、今回の開催地はライデンです。
私たちオレンジハートでは、同フェスティバルの開催期間中、前回のてるてるぼうずと羊毛フェルトを用いた活動を通じて出会って以来やり取りを続けている、日本羊毛フェルトクラフト協会の渡邉加奈子代表と協会メンバー創作によるニードルフェルト作品の展示会を行い、フェスティバルに参加することになりました。渡邉加奈子さんは、福島でのてるてるぼうずお届け会の際、小学校での羊毛フェルトワークショップのお手伝いのために東京からおいでくださったり、東京オランダ大使館でのお届け会の際には協会メンバーとともに全面的にご協力くださったりし、プロジェクトが大変お世話になった方です。今回は、渡邉さんが(新婚!)旅行を兼ねてライデンにいらっしゃるというので、それに合わせてこの展示を企画しました。
東京からやってくるニードルフェルト作品の例を写真で一枚だけご紹介します。
当展は、オランダのアーティスト、コリー・クーネンさんのおもしろい作品との組み合わせで行います。コリーさんの一連の展示作品は〈迷子の手ぶくろファミリー〉、これは持ち主不明の落し物の手ぶくろをさまざまなリサイクルの布やビーズその他を用いての創作で、なんとも不思議な手ぶくろアニマルたちです。コリーさんは、ライデンの小学校でこのような手ぶくろアニマルを子どもたちと一緒に創作するクラスも持っているそうです。
また、この展示には、福島県楢葉町のいわき市にある仮設住宅で過ごされている方々が震災後作り続けている和布細工の展示コーナーも設けます。2013年11月のてるてるぼうずの福島でのお届け会の際、プロジェクトでは楢葉町の小学校(いわき仮設校舎)へも伺い、子どもたちとともにフェルトのお日さま作りをしました。國森は、それに先立ち、同年の7月に準備打ち合わせのためにいわきへうかがった際、いわきにある楢葉町の仮設住宅へも連れて行っていただき、お話を聞かせていただいたりもしました。
楢葉町は福島第一原子力発電所から20km圏ゾーンの最も外側にあり、これまでの4年間は昼間のみ、数時間の帰宅が許可されていたところですが、ちょうどこの4月から避難解除、準備宿泊ができるようになるとのことで、住民の方々は難しい選択を迫られています。
プロジェクトでは、いわきの受け入れ先メンバーの方を通じ、楢葉町の方々のハンドメイド和布細工の作品を数点お預かりしています。これを指導されている方からは、2011年3月以来の突然の全町民避難生活、その仮住まいの悲しく不安な日々に、ときには涙ながらに作ったものもあるとうかがいました。ご参考までに写真を少々ご紹介します。
展示の日時と会場は以下のとおりです。
2015年5月13日(水) 13:00~17:00
14日(木) 同上
15日(金) 同上
日本羊毛フェルトクラフト協会渡邉加奈子代表、ペトラ・ファンデンベルフおよび國森は13、14日両日展示会場におります。
会場:HHギャラリー(住所:St.Annahof 6, 2311VA Leiden)
ちなみに、…とてもかわいいユニークなニードルフェルトの作品の数々は、当展終了後、5月24日(日)のジャパンマーケットにて販売予定です。楢葉町の和布細工についても、基本的に同様です。また、ご注文のご希望があればご相談ください。プロジェクトへのメールは、以下の問い合わせアドレスへどうぞお送りください。info*orange-heart.nl
(*を@に変えてご送信ください。日本語はもちろんですが、オランダ語、ドイツ語、フランス語、英語なんでも結構です)
【お知らせ】
プロジェクトへご協力くださったみなさまへの
お礼とご報告会 を開催いたします。
2013年11月下旬~12月上旬の日本でのプロジェクト活動を映像を用いてご報告後、お飲み物と和食スナックにて心ばかりのお礼を申しあげたくプロジェクト一同お待ちしております。
日時:2014年1月26日(日)15:30 – 17:30
&
1月31日(金) 20:00 –22:00
場所:ライデン
なお、人数に上限があります。1月22日(水)までにご希望日を添え、以下のアドレス(ヘスター・ファンクラウッセン)まで予めご連絡ください。住所等、詳細については、折り返しお知らせします。
hestervankruijssen@gmail.com
よろしくお願いいたします。
9月15日(日)、ライデン市の子ども農場にて、毎年恒例のアートフェスティバルが 行われました。
主催者より、当プロジェクトおよび当プロジェクトのスタッフ、羊毛フェルト作家のペトラにも参加の誘いがあり、ペトラが子どもたちに羊毛フェルトのワークショップをしました。
子どもたちは、ブレスレットやキーホルダーを作り…
虹色のフェルト紐、つまり「日本への虹の架け橋」作りも少しずつ手伝ってくれました。この日は10mくらい仕上がりました。こうしてオランダで作った「日本への虹の架け橋(紐?)」は、プロジェクトが今秋日本で「オランダの元気x1000お届け会」をする際、持って行き、日本で活用してもらう予定です。
間際になってしまいましたが、今週末ライデンにて以下のイベントに参加することになりましたので、お知らせいたします。
これは9月7日(土)、8日(日)の両日にライデンの町じゅうのあちらこちらで行われる、さまざまな形の「しあわせ(geluk)」を共有(シェア)しようという趣旨の催しです。
私たちの「オランダ・福島てるてるぼうずプロジェクト」では
このような活動で参加します(リンクはオランダ語です):
GeluksRoute Leiden 7&8 september 2013 1000 wenspopjes voor Japan
会場はライデン大学とも繋がりのあるEkklesiaという建物内、住所はRapenburg 100です。
ライデンの町の中心街にあるSocieteit de Burcht(住所:Burgsteeg 14、昔からある砦のふもと)の建物内、Tuinzaalというピアノつきのホールです。
私たちはそこで、今年2-3月に行ったライデンの小学校でのワークショップ
およびシーボルトハウスでの展示のようすを編集したショートフィルムなどを
紹介し、私はピアノでジブリ音楽を弾く予定です。
時間は以下のとおりです。
7日(土)13:00-14:00
8日(日)14:00-15:00
会場には、7月に福島いわきで購入したりいただいたりした震災関連の
写真集も置き、自由にご覧いただければと思っています。
よろしければのぞいてみてください。
というわけで、いきなりジブリ音楽選曲&練習中(汗)の身にて、
取り急ぎお知らせまで。
よろしくお願いいたします。
(以上プロジェクト代表ブログより転載)
このGeluksRouteというイベントは 2012年9月にライデンにて始められたものでした。その際、当プロジェクトもシーボルトハウスに会場をお借りして参加、初めてのワークショップを実施しました。あれから1年、親イベントは全国的な広がりを見せています。当プロジェクトも時々連動しつつ活動を続け(2013年2月にはハールレムでの同イベントにも参加しています)、オランダてるてるぼうずを1000作っていただくという目標を達成することができました。
本当にさまざまなご協力をいただいたことに心より感謝しています。
2012年9月の記念すべき初のワークショップのようすは、こちらの” Workshop #01: 15.sep.2012 (Japanmuseum SieboldHuis in Leiden, Workshop Duizend wesnpopjes voor Japan / Geluksroute Leiden” とあるところでご覧になれます。ページ末にGeluksRouteのロゴを掲載します。このマークのついたポスターが同イベントおよび会場の目印です。
どうぞよろしくお願いいたします。