オランダの新聞にて掲載された展示についての記事です。
ライデン日報(2013年3月11日付)
ライデンニュース紙(2013年3月13日付)
展示には、小さなお客様にもおいでいただきました。
國森が出張授業とワークショップを行ったライデンの小学校の生徒の1人とそのお母様です。プロジェクトのフォトポストカードも数枚ご購入、ご寄付をいただきました。ありがとう。
これは、けいちゃんです。けいちゃんは、アムステルダムの日曜午前中だけの日本の学校「てらこや」の生徒です。わざわざ来てくれてありがとう。
ライデンから電車で1時間以上かかるアルメールからも安美ちゃんが来てくれました。2013年2月初旬、アルメール「にじいろ会」のみなさんは、安美ちゃんのように80のてるてるぼうずを作ってくださいました。ありがとうございました。
そして…大切なお客様がもう一人。それは…
ようせいくんです!
ようせいくんは、当プロジェクトの記念すべき第1回目のワークショップの時に来て、てるてるぼうずを作ってくれました。2012年9月15日のことです。ところが、國森の説明不足から、オレンジのハートをてるてるぼうずの胸に貼りつけていないままになっていました。
だからね…
ほら!
これでいいね!
そして、ザイスト市の蘭日交流協会「デ・ホフライス(De Hofreis)」の理事、コニーさん。
オランダ・ザイスト市は、岩手県山田町と姉妹都市交流を続けてきました。
当プロジェクトの代表である國森は、実は両市が姉妹都市として公式調印した2000年、日蘭交流400周年の年に山田町でもザイスト市でもミュージックシアター「出島の頃」公演を行い、コニーさんともお目にかかっています。
以来、特別にやり取りはしていなかったのですが、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに再び連絡を取り合うようになりました。山田町は町の沿岸部のほとんどを津波のために失いました。コニーさんは2011年夏に現地へ行かれ、その被害を目のあたりに見ています。
ザイストで山田町支援のチャリティーがあると聞けば協力しに行ったりしていた國森ですが、
今回は、なんと、コニーさんよりザイストの協会から当プロジェクトへのご寄付をいただきました。ありがとうございます!
展示には、スペシャルゲストもおいでくださいました。
こちらは、アリー・デヨング(Arie de Jong)さんとご主人です。アリーさんはアーティストです。猫をモデルに、日本の歴史や文化を題材とした作品を制作しています。
Arie de Jong さんのウェブサイト
アリーさんは、当プロジェクトのためにこのような猫のてるてるぼうずを作り、送ってくださいました。それぞれの短冊には、アリーさんの愛猫たちの名が記されています。
また、展示第一日目、つまり3月9日の朝には、アリーさんからプロジェクト宛てにこんなかわいい犬のてるてるぼうずも届きました。
なんともかわいいてるてるぼうずたちなのでしょう。
アリーさん、ありがとうございます!
今週末3月9日(土)、10日(日)午後1時から5時まで、
当プロジェクトが昨年9月より続けてきたオランダでのワークショップの成果、1000以上のてるてるぼうずの展示をする運びとなりました。会場はライデンのシーボルトハウスです。以下はシーボルトハウスのサイト上でのお知らせです。どうぞご覧ください。快く会場をご提供くださった同館に心より感謝しています。
http://www.sieboldhuis.org/jp/actueel/categorie/10
あの東日本大震災から2年目の3月11日を迎えるにあたり、当プロジェクトではオランダのたくさんの方々の手による福島の子どもたちへのてるてるぼうずとともに、追悼し、被災地を思い、今後の復興を願いながら、温かい展示の機会が持てればと思っています。
この画像は、今年2013年1月13日にシーボルトハウスで行ったワークショップでの1シーンです。オランダの着物クラブ(日本の着物や着物文化をこよなく愛する、主にオランダの方々の集まり)のメンバーが福島の子どもたちへそれぞれの思いをこめて、お習字をし、かわいいてるてるぼうずを50てる(←単位?)作ってくれました。このてるてるぼうずももちろん展示いたします。なお、シーボルトハウスのオランダ語のお知らせにも記されているように、当日は、プロジェクト特製のかわいいオランダてるてるぼうずのフォトポストカードを販売し、募金箱を設置いたします。これは、当プロジェクトの福島でのワークショップでの活動に活用させていただきます。
プロジェクトでは目下、福島の子どもたちにオランダでの活動の紹介をするための、また、てるてるぼうずの頭の中のオレンジの羊毛フェルト元気玉からそれぞれの「お日さま」をフェルト細工するためのショートフィルムを製作中です。
みなさまよりいただいたご寄付は、プロジェクトの口座(Orange Heart 名義のINGバンクの口座を開設しました)にて、きちんと支収管理をいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。